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2020年07月03日(金)

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マネー塾というサイトに弁護士吉田の記事が掲載されました

皆様、平素より大変お世話になっております。吉田美希でございます。

 

 

7月に入りましたが、東京では新型コロナウィルスの感染者の増加が再び始まっており、不安な日々が続いていますね。

 

 

私は感染症対策を徹底しながら元気に過ごしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

さて、先般、マネー塾というサイトに私のインタビュー記事が掲載されましたのでお知らせです。

 

リンクはこちらです↓

親子・夫婦に関わる家族問題のプロフェッショナル!法律事務所クロリス・吉田氏にインタビュー

 

 

 

マネー塾というサイトですので、お金にまつわる法律問題という切り口から書かれておりますが、お金にまつわる問題以外にも、私が事務所を設立した経緯や、私が注力している親子問題を取り巻く状況についても書かれておりますので、よろしければぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

親子問題の背景には、親側の価値観の中に、‘‘親と子=支配’’と服従という関係性があるということについても解説しています。

 

 

多くのケースに携わってきましたが、本当にどのケースにも驚くくらい共通しているのが、親側の‘‘親と子=支配と服従’’という価値観です。

 

 

親と子であっても別人格、子は親とは別個独立した人間であり、子も生まれた瞬間から人権を持っています。もちろん、成長するまでの間、その発達段階に応じて、周囲の大人から適切なお世話や教育を受けることは不可欠ですが、世話や教育も、あくまでも子どもの人権を尊重した上でなされるべきものです。

 

 

親ももちろん人間ですし、完璧ではありませんからぶつかることは当然あります。しかし、もし親が、考え方の根底に、‘‘子どもは自分とは別の人間であり、子どもには子どもの意思や人生がある’’ということを理解していたら、子どもとぶつかったとき、暴力や暴言で恐怖を与えて力で封じ込めるということはしません。そして、親は、自分が間違っているときには素直に子どもに対して謝罪をすることができます。また、子どもが幸せになろうと努力しているとき、心から応援することができます。

 

 

子どもはこうした親の態度や気持ちから、自分への信頼を深め、自分が愛されていることや、自分の行動や言動に責任をもつこと、人との関わり方等を学んでいくこともできます。

 

 

しかしながら、親が‘‘親と子=支配と服従’’という価値観をもっていたらそうはいきません。親は、自分は子どもに対して絶対的な存在であると思いこんでいる、もしくは絶対的な存在であろうとするため、自分の非は絶対に認めません。ですから、子どもが自分と異なる気持ちや考え方をもったり、子どもが親元を羽ばたいて幸せになることを認めることができず、そのような場面では、暴力や暴言によって子どもを制圧しようとします。

 

 

結果、子どもは自分は無力である、親の言うことを聞かない悪い子であると感じ、自己肯定感を低くしてしまいます。そして、親のそういう態度を常々目の当たりにしているため、人を信頼したり、人と関係をつむいでいくことが苦手になります。

 

 

しかし、子どもはいつまでも子どものままではありません。やがて、社会に出て、仕事や友人との遊び、恋愛、結婚生活、育児、趣味等いろいろな活動を通し、さまざまな人と関わっていく中で、やはり自分の育った環境が不健全であったことに気づきます。そこから、少しでも生きやすく、少しでも幸せになろうと子どもは努力を始めます。

 

 

私がこれまでご相談やご依頼を受けてきた方々は、皆さん、そのように前向きに努力されている方々ばかりです。皆さん、悔しい思いや喪失感等を抱えながらも、未来まで人のせいにすることはせずに、これからの自分の人生に責任をもって立ち向かおうとされています。

 

 

私は、これからもそのような皆さんの味方です。大人になってから生き直そうとしている方々を心から応援しています。そして、その過程で少しでも力になれることがあれば、ぜひ力になりたいと考えています。

 

 

 

これからも、‘‘子どもの側’’の視点に立ち続け、かつて機能不全家族の中で無力感を感じざるを得なかった子どもだった方々が、自立し誇りをもった大人として幸せな人生を作り直していけるよう、活動してまいりたいと思います。

 

 

 

 

なお、親子問題について、‘‘親の側’’の方々からお問い合わせを受けることも稀にございますが、誠に申し訳ございませんが、そのようなお問い合わせは内容にかかわらずお断りさせていただいております。私のポリシーとしてお断りさせていただいているものです。どうかご理解いただけますと幸いです。

 

 

 

 

子どもにかかわる争点(親権、養育費、面会交流)のある離婚事件については、適切な解決を図ることが子どもの幸せにも寄与するという信念のもと、他の離婚事件同様、これからも引き続き尽力させていただく所存です。

 

 

 

 

どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

2020年7月3日   弁護士 吉田美希

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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