2021年10月14日(木)
- 親子問題
- 解決事例
【ご依頼者様の声】毒親に内容証明郵便を送った方々の感想をご紹介ー3
つきまといをはじめとする嫌がらせを親から受けていてお悩みの方から、親に対する内容証明郵便の送付による警告をご依頼いただいた際、以下のとおり、アンケートにご回答いただきました。
弁護士に相談するかどうか迷われている方は、ぜひご参考にしてくださいませ。
なお、内容証明郵便の送付による警告により、実際に問題を解決した事例については、こちらをご参照ください。
1 内容証明を送る前と送る後とで、変化したことはございますか。生活面とお気持ちの面と、両方についてご回答ください。
(生活面について)
毎週何曜日の何時に電話をするようにだったり、月一のランチをするようになど、親の思う感謝の気持ちを行動で表せといった縛りや、電話してきたときに必ず聞いてくる「今何してるのか?どこにいるのか?」といった干渉、そして「今から来られるか?」と言われた際に予定があって行けなかったり都合がつかないと「じゃあもういい、本当に親に感謝の気持ちもないんだね」などと親の都合に振り回されるといったことがなくなり、自分の時間をゆっくりと持つことができるようになりました。
いつ電話かかってくるかと自分が今一緒に暮らしている家族と一緒に出かけていても気が気じゃなかったです。
(精神面について)
生活面でも記載したように社会人になっても、結婚した後も、突然の電話や、毎週の電話の縛り、急な呼び出し(都合が悪いというと怒る)といったことが続く日々は、毎日親のことを常に考えて、いつ電話かかってくるんだろう…と気が気じゃなくストレスでしたし、いつ呼び出しがあってもいいように、常に自分の予定はずらせるように動いていたこともとても苦痛でした。
友達にもドタキャンになってしまうので体調が悪くてなどと嘘をついて予定をずらしてもらったことは何度もあります。
それがなくなってこんなに自分のために時間を使っていいんだと初めて思うことができました。
そして母は被害妄想が激しく、また自分の意に反したことを言う人、行動する人を非難する人だったため、私が言った言葉に対して自分が求めていた言葉とは違うことを言われたと認識すると、急に不機嫌になり無視をしたり、急にキレたりしてきていたので、会話するときもかなり言葉を選んで、慎重に会話していました。
そんな親なので、ある程度親に関して学習し、諦めた頃からは、本心で話をしたこともなければ、自分から話題を振ったこともほぼありませんでした。
結婚後、私だけではなく、私の配偶者にも同じように親の気持ちを読んで行動することを求めるようになり、配偶者が話をした内容が気に食わないと「生意気」と言うなど、また本人には言わずに私に配偶者の悪口をいつも会うたび、電話で話すたびに言われ続け、ストレスで体調を大きく崩すほどでした。
上記の話は両親と関わってきた何十年もの苦痛の内のほんの一部ですが、日々両親の顔色を伺いながらのビクビクした生活や、ストレスから解放されて、今は夫婦で楽しく、先のことを見据えて生活できています。
2 同じような立場にある方が内容証明を送るかどうか迷っていたら、あなたは内容証明を送ることをお勧めいたしますか。理由とともにお聞かせください。
両親の葬儀にも、死に目にも立ち会いたくない、立ち会わなくていい、と思える程に両親に対して強いストレスや苦痛を抱えているのであれば、間違いなく内容証明を送ることをお勧めします。
両親の葬儀や死に目に立ち会わなくていいと思ってしまってること自体、自分が両親に対して抱えてるストレスが限界だと思うのです。
普通、本当に自分が大事な人であれば、そんなこと全く思えないので。
自分の人生もあっという間に終わりがくるのに、大事な時間を、両親の都合に合わせ、ずっとビクビク顔色を伺って過ごす時間は勿体ないと思います。
3 その他ご要望や今回のご依頼についての感想、弁護士へのメッセージ等ご自由にご記載ください。
こちらの要望をしっかりと親身になって話を聞いてくださり、納得のいく内容になるまで内容証明を書いて頂いて本当に感謝しております。
私が言いたかったことを法律上縛りがある中でも、しっかりと記載していただき、吉田先生に相談をして良かったと心から思っております。
「親と距離をおきたい」と思うことは多々ありましたが、「親と距離をおこう」と思ってから実際に行動に移すまで、やはりかなり勇気が要りますし、葛藤も不安もあります。
吉田先生はその不安な気持ちや、どう行動したら良いかなどもしっかり相談に乗ってくださりサポートしていただき、とても心強く、終始安心して過ごすことができました。
本当にありがとうございました。